EV/EBIT(営業利益倍率)とは?

EV/EBIT(営業利益倍率)という指標をご存じですか?
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株主と銀行の両投資家サイドから見ることができる便利な指標です。
そんな便利な指標を使いこなしてみませんか。

英語なのでちょっととっつきにくいのですが、
大変、便利な割安度評価指標なので是非覚えましょう。

EV/EBITは、イーブイ・イービットと読みます。
ちなみに日本語名は「営業利益倍率」といいます。

EVはEnterprise Value(エンタープライズ バリュー)の略です。
直訳すると「企業価値」となります。

EBITはEarnings Before Interest and Tax
(アーニングス ビフォー インタレストアンド タックス)です。

この意味合いは「利息と税金の前の利益」、要するに「営業利益」のことです。
(P/Lを上から見ると、利息や税金の前の項目は営業利益のため、このような呼び方をします。)


倍率の詳しい計算方法は下記になります。

▼EV/EBIT倍率(営業利益倍率)の計算方法==========================


EV/EBIT倍率 =(時価総額 + 借入 - 現預金) ÷ 営業利益


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EV/EBIT倍率には、株主に関係する時価総額、
銀行に関係する借入の値が入っています。

少し計算が面倒なのですがPERを見るよりは、安心度が全く違います。

ここでいう企業価値 [EV=時価総額+借入-現預金]とは、
会社が事業を行なうために持っている“すべての資金”を表しています。


銀行と株主が出したお金、
つまり借金(=銀行)と時価総額(=株主)の合計から、
会社が持っている現預金を引いたものです。


一方、営業利益(=EBIT)とは、本業が生み出す“すべての利益”のことです。

すると、営業利益倍率(EV/EBIT)の意味合いは、以下の通りです。

「事業で稼いだ“すべての利益”(営業利益)に対する
“すべての資金”(時価総額+借金ー現金)の倍率」


“すべての利益”と“すべての資金”を比較することで、
資金の出し手が銀行であろうと株主であろうと、
出したお金全体(EV)に対して、その成果である
全体利益(営業利益)がどれくらい創出できたのかを見ることができ、
企業の割安度がわかるということです。


ですから、このEV/EBITの数値が低いほど投資有望度が高いということになります。
(分母の営業利益が大きくなればなるほど良い会社=数値が小さくなるため)

ざっくり言って、5倍以下なら割安といえるでしょう。
(もちろん、営業利益の成長率などを併せて見ていく必要がありますが)

この営業利益倍率を使えば、同じPERでも、
莫大な借金を使って利益を創出している企業は、
実際の収益性はそれほど高くないことなどがわかります。

ホンダ、日産、トヨタの時価総額、営業利益倍率、PER、キャッシュフロー倍率、PBRの関係
ホンダ、日産、トヨタの倍率評価

 

時間が限られている個人投資家は、

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