不況に強いビジネスモデルとは?

投資で大きな利益を安定的に上げる一つの方法は、

強いビジネスモデルを持っている企業に長期間にわたって投資することです。

というわけで、『成長の本質』について少し考えてみましょう。
企業が成長するための起爆剤は、2つあります。


1.市場自体が成長しているケース
2.競争優位性による成長


市場が伸びているのであれば、どのような企業でも簡単に成長することができます。

一方で、競争優位性はすべての企業には当てはまりません。
競争の優位性はビジネスモデル(構造)に宿ります。
儲けるための仕組みをうまく作れるかが、企業の業績を左右するのです。

競争優位性を持つ企業は必然的に利益率が高くなります。
(つまり 競争優位性 = 利益率 といえます。)

 

では、不況に強いビジネスモデル、競争優位を保つビジネスモデルとは?

一体、何が必要なのでしょうか?

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1.誰にもできないことをやる

許可制など、政府の規制によって競争を免れている企業は、
市場を独占できますから、黙っていても儲かります。
例えば、昔のテレビ局ですね。
今は、ネットでも同じように動画を流せるので、
ジワジワとテレビ局の収益性は下がってくるはずです。

また、特許を含む高度な知的資産をベースとする会社も
高い競争優位性を維持します。
(製薬、コカコーラ、コンサルティング会社)

2.誰よりも効率的にやる

『多くのこと』を『うまくやる』会社です。
これにはパターンが二つあります。

1つ目は、長いバリューチェーンをうまくつなげている会社です。
具体的には、SPA(製造小売)などがこれにあたります。
ユニクロの営業利益率は、14%であり、繊維業界の標準を大きく超えています。
(アパレル5~8%程度、繊維製造業 2~3%、問屋・商社1~2%)

2つ目は、多くのことを自分以外の人を使ってうまくやる会社です。
たとえばフランチャイズビジネスがこれにあたります。
セブンイレブンの長期にわたる成長の源泉はここにあります。

同業と比べて利益率(ROEや営業利益率)が高い企業を見つけたらチャンスです。

その会社が上のどちらのパターンかを確認し、将来性について考えます。
すなわちその高い利益率を維持しながら、横展開を行い、売上を伸ばせるだろうか?
という疑問を考えることです。

さらなる成長をもたらす構造(ビジネスモデル)のポイント
【利益率の高いビジネスモデル】×【横展開する力】


企業が横展開する方法は、大きく以下の二つです。

1.同じ顧客に違う商品を売り込む

例えば、アスクルが文具以外のものを中小企業に売る、
楽天やカカクコムが商材・コンテンツを充実させるなどがこれにあたります。

この場合は、顧客のロイヤリティ(忠誠心)の高さや
スイッチコスト(乗り換えコスト)がポイントになります。

アスクルはスイッチコストが低いのですが、
カカクコムはそうでもないかもしれません。

2.違う顧客に同じ商品を売り込む

花王やジレットが、世界各国で同じトイレタリー商品を売る、
スーパーが出店地域を拡大する等がこれにあたります。
この場合は、商品展開の汎用性がポイントになります。

バフェットは、日常性の高い商品を、
最高に効率的に横展開(世界中)できる会社に投資をしました。
(かみそりやコーラやクレジットカード)

「誰よりも効率的」に、
「違う顧客に同じ商品を売り込む」ことができる企業です。

ビジネスモデルを読み解くとは、価値の“源泉”を見抜くということ。

他の人がまだ見つけていない企業の本当の力を見抜くことは
個別株投資の醍醐味ではないでしょうか。


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