東芝の株価を見る前に

 

東芝の企業価値を見抜いて投資せよ!

正しく学び、正しく投資すれば、必ず勝率は上がります。

 

銘柄選定をしっかり行い、

勝機がある時(価値と価格に差がある時)にのみ投資すればよいのです。

 

企業価値評価法(バリュエーション)を学び、

中長期にわたって企業を応援することで、あなたにとって、

株式投資はギャンブルではなくなります。

 

『勝つべくして勝つ』投資法を一緒に学んでみませんか?

 

企業における事業の価値と財産の価値の部分を足したものを、

「企業価値」と言います。

この企業価値より、有利子負債を差し引いた物が株主価値となります。

 

企業価値 = 事業価値 + 財産価値

株主価値 = 企業価値 - 有利子負債

 

企業価値評価(バリュエーション)を行うことで

銘柄の割安度の判定することができます。

 

それでは短時間で簡単に東芝の過去業績を分析してみましょう。

 

東芝の損益計算書
東芝の損益計算書

東芝の損益計算書P/Lの視点

過去3年平均の伸び率は、以下の通りです。

●売上
9.4%  (08年は7.7兆円)
●営業利益
19.8%  (08年は2600億円)
●純利益
27.7%  (08年は1300億円)

順調に増収増益となっています。

ただし、08年には営業利益が前期比-14.4%、
純利益-7.3%と減益となりました。

有報で要因をさっと確認すると、HD DVD事業終息や、
減価償却の制度変更に係る費用が影響したようです。

次に、実際のキャッシュの流れを見てみましょう。

東芝のキャッシュフロー計算書
東芝のキャッシュフロー計算書


キャッシュフロー計算書C/Sの視点

それまでプラスだったFCF(フリーキャッシュフロー)が、

07年からマイナスになっています。
これは同年のウェスチングハウス買収(6000億規模)に係り、
投資キャッシュフローが増大したためです。

また、資金調達のため財務キャッシュフローもプラスに転じました。

08年は投資キャッシュフローが例年に戻りマイナス3200億円でしたが、
支払債務の減少により営業キャッシュフローが少なくなったため、
FCF(フリーキャッシュフロー)マイナスとなりました。

キャッシュの流れが07年の買収に大きく影響され、一時圧迫されているようです。

それでは、貸借対照表B/Sを見てみましょう。

 

東芝の貸借対照表
東芝の貸借対照表


東芝の貸借対照表B/Sの視点

総資産が06年の4.7兆円から、07年は25%増の5.9兆円になりました。
08年はほぼ変化なしです。(40億円増加した程度)

06年からの変化としては、
やはり買収にかかる無形固定資産の増大(7500億円増)が大きいですが、
その他にも固定資産・運転資本と、全体的に増加しました。

調達面では、長期借入金や少数株主持分が5400億増加し、
株主資本比率は21%から19%に減少しました。

07年の買収インパクトは貸借対照表B/Sを見ても明らかですね。

08年は大きな変化がありませんが、
今後の借金返済が気になるところです。


東芝の分析まとめ

増収増益でしたが08年は利益が減少しました。

(損益計算書P/Lの視点)


07年の買収でFCF(フリーキャッシュフロー)マイナスになりました。

借入実施とキャッシュの流れが変わりました。

(キャッシュフロー計算書C/Sの視点)

同年から、のれんを中心に運用資産増、借入金増と、総資産が拡大しました。

(貸借対照表の視点)

無形固定資産回転率を除いて、経営効率には大きな変化がなく、
堅調に推移しているようです。

やはり、買収後のキャッシュフロー改善がどのように出てくるかを
見て行きたいところです。

さて、最後に液晶TV事業の状況を見てみましょう。

東芝の事業セグメント別売上高と営業利益率の推移
東芝の事業セグメント別売上高と営業利益率の推移

事業セグメント別 売上・営業利益率の視点 (電子デバイス事業)

07年 1.66兆円、7.22%(04年~07年は7%以上を維持)
08年 1.74兆円、4.26%

売上は4.8%増加しましたが、利益率は40%減少しています。
有報でも、やはり価格下落の影響が言及されていました。

ディスプレイサーチの市場予想では、
12年には世界市場が77%増加する一方、
平均価格は43%減少するとされおり、
確かに低コストが競争の焦点になってきそうです。

液晶シェア6位の東芝は水平分業(パネル調達、組み立ても外部)の
戦略シフトを強化、プラズマシェア1位のパナソニックは
垂直統合(パネル生産、組み立て)と、
今後ますます各社の違いが明確になって行きそうです。

 

 

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ご自身で分析される場合は、かなりの時間は掛かると思います。

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企業価値がわかることで、私たちは大きな安心感を得ることができ、

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目次

  1. 企業価値とはなにか(03:07)
  2. DCFバリュエーションの基礎(03:43)
  3. 財務分析の基礎(05:20)
  4. 財務分析の応用(03:47)
  5. あの企業の凄さが一目で(04:46)
  6. そして・・・(02:38)

 

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