ドコモ、ソフトバンクの株価を見る前に

 

ドコモ、ソフトバンクの企業価値を見抜いて投資せよ!

正しく学び、正しく投資すれば、必ず勝率は上がります。

 

銘柄選定をしっかり行い、

勝機がある時(価値と価格に差がある時)にのみ投資すればよいのです。

 

企業価値評価法(バリュエーション)を学び、

中長期にわたって企業を応援することで、あなたにとって、

株式投資はギャンブルではなくなります。

 

『勝つべくして勝つ』投資法を一緒に学んでみませんか?

エヌ・ティ・ティ・ドコモの企業価値評価(20090706)
エヌ・ティ・ティ・ドコモの企業価値評価(20090706)
ソフトバンクの企業価値評価(20090706)
ソフトバンクの企業価値評価(20090706)

 

企業における事業の価値と財産の価値の部分を足したものを、

「企業価値」と言います。

この企業価値より、有利子負債を差し引いた物が株主価値となります。

 

企業価値 = 事業価値 + 財産価値

株主価値 = 企業価値 - 有利子負債

 

企業価値評価(バリュエーション)を行うことで

銘柄の割安度の判定することができます。

 

それでは短時間で簡単にドコモ、ソフトバンクの過去業績を分析してみましょう。

 

エヌ・ティ・ティ・ドコモの損益計算書
エヌ・ティ・ティ・ドコモの損益計算書

ドコモの損益計算書P/Lの視点


売上・営業利益・純利益の全てで、ドコモは、低迷しています。

 

ソフトバンクの損益計算書
ソフトバンクの損益計算書

ソフトバンクの損益計算書の視点

 

07年から続伸しています。
07年のボーダフォン買収で、各指標を伸ばしたようです。

ただし、損益計算書P/Lは収益・費用の認識結果に過ぎないため、
実際に両社が儲かっているかどうかは、キャッシュの流れで確認しましょう。

エヌ・ティ・ティ・ドコモのキャッシュフロー計算書
エヌ・ティ・ティ・ドコモのキャッシュフロー計算書

ドコモのキャッシュフロー計算書C/Sの視点


ドコモは、常にFCF(フリーキャッシュフロー)がプラス、

つまり儲けの範囲内で投資、債務返済を続けています。

ソフトバンクのキャッシュフロー計算書
ソフトバンクのキャッシュフロー計算書

ソフトバンクのキャッシュフロー計算書C/Sの視点

 

基本的にFCF(フリーキャッシュフロー)がマイナス。
特に07年はVodafone買収等で、儲け(営業キャッシュフロー)3000億に対し、
2兆円の投資(投資キャッシュフロー)を行いました。

不足分は、1.7兆円の借入(財務キャッシュフロー)で賄いました。
08年も本業の稼ぎ以上の投資、借入を行っています。

 

イメージで捉えることで07年度のソフトバンクの動きが

どれほどのインパクトであるかがわかります。


損益計算書P/Lでみると、

ソフトバンクは非常に好調、ドコモは低迷していますが、

 

キャッシュフロー計算書C/Sでみると、

健全にキャッシュが流れ、キャッシュ回収力があるのは

ドコモであることがわかりますね。

それでは、今後の戦略シフトを推進する両社の財務体質、
貸借対照表B/Sを見てみましょう。

エヌ・ティ・ティ・ドコモの貸借対照表
エヌ・ティ・ティ・ドコモの貸借対照表
ソフトバンクの貸借対照表
ソフトバンクの貸借対照表

ドコモ、ソフトバンクの貸借対照表B/Sの視点


08年で比較すると、総資産は、

ドコモが6.2兆円、
ソフトバンクは4.6兆円です。

両社の違いで一目瞭然なのは、株主資本と、長期借入金です。
つまり株主資本比率です。

 

●株主資本比率

ドコモ 69% (株主資本、4.3兆円)(長期借入金は、0.4兆)
ソフバ 8%  (株主資本、0.4兆円)(長期借入金は、2.2兆)


株主資本では、ドコモの方が"10倍"大きいのに対し、
長期借入金では、ソフバが"5倍"大きいです。

こんなに借金が大きいと、
ソフトバンクの利子が気になりますが、、、

有報でさっと調べてみると、08年の支払利息は、
なんと800億円でした。

この年、営業キャッシュフローは3000億でしたから、
およそ儲けの3割は利息だけで消えていったようです。

ちなみに、貸借対照表B/Sの右側、負債・純資産の部では以上ですが、
貸借対照表B/Sの左側、資産の部でも大きな違いがあるので、
さっと確認してみましょう。

両社は、資産の半分を固定資産が占めていますが、
有形固定資産と無形固定資産の割合に違いがあります。

●有形固定資産比率
ドコモ 80% (固定資産3.5兆、有形固定資産2.8兆)
ソフバ 45% (固定資産2.2兆、有形固定資産1.0兆)

ソフバは有形・無形の資産が半分半分であり、
無形固定資産のほとんどはvodafone買収による
「のれん」となっています。

 

 

ドコモ、ソフトバンクの分析まとめ


成績的には、ドコモは売上低迷の中で利益を確保しつつ、
ソフトバンクは収益共に増進していました。

(損益計算書P/Sの視点)


実質的には、ドコモは健全にキャッシュが流れる一方、
ソフトバンクは過大な借入を行いながら投資を続けています。

(キャッシュフロー計算書C/Sの視点)


実体的には、ドコモは健全な資本を持つ一方、
ソフバはほとんどが借入で資本を補っていました。

(貸借対照表B/Sの視点)


今後は市場が伸び悩み、パイの取り合いが激化する携帯業界。

競争の焦点が、価格からサービスへと移る中、

ドコモは、健全に流れるキャッシュをサービス向上・顧客満足度向上へ
投資し、「顧客囲い込み」で巻き変えしを狙っています。

ソフトバンクは、借入で賄った多額の投資キャッシュを回収するべく、
ドコモ対抗の新機軸を打ち出そうとしています。

特に、ソフトバンクは多額の投資をした「のれん」、

つまり営業権、企業のブランド力を上手に活かして、

経営の舵取りを行う必要がありそうですね。

 

 

 

 

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目次

  1. 企業価値とはなにか(03:07)
  2. DCFバリュエーションの基礎(03:43)
  3. 財務分析の基礎(05:20)
  4. 財務分析の応用(03:47)
  5. あの企業の凄さが一目で(04:46)
  6. そして・・・(02:38)

 

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