スズキの株価を見る前に

 

スズキの企業価値を見抜いて投資せよ!

正しく学び、正しく投資すれば、必ず勝率は上がります。

 

銘柄選定をしっかり行い、

勝機がある時(価値と価格に差がある時)にのみ投資すればよいのです。

 

企業価値評価法(バリュエーション)を学び、

中長期にわたって企業を応援することで、あなたにとって、

株式投資はギャンブルではなくなります。

 

『勝つべくして勝つ』投資法を一緒に学んでみませんか?

スズキの企業価値評価(20090706)
スズキの企業価値評価(20090706)

 

企業における事業の価値と財産の価値の部分を足したものを、

「企業価値」と言います。

この企業価値より、有利子負債を差し引いた物が株主価値となります。

 

企業価値 = 事業価値 + 財産価値

株主価値 = 企業価値 - 有利子負債

 

企業価値評価(バリュエーション)を行うことで

銘柄の割安度の判定することができます。

 

それでは短時間で簡単にスズキの過去業績を分析してみましょう。

 

スズキの損益計算書
スズキの損益計算書

スズキの損益計算書P/Lの視点

過去5年の伸び率平均は以下の通りです。
●売上高
12.3%  (08年は3.5兆円)
●営業利益
11.9%  (08年は1500億円)
●純利益
16.3%  (08年は800億円)

順調に増収増益を続けていますね。

インド等アジアの売上が堅調とのことですが、地域別の売上高を確認してみると、

06年には全体の23.6%を占めていたアジアの売上高6500億円は、
08年には25.3%の8900億円まで増加しています。(国内も増加)

しかも、08年のアジアの営業利益率6.6%は、日本の3.9%よりも高く、
収益力が大きいことが見て取れますね。

それでは、実際のキャッシュの流れを見てみましょう。

スズキのキャッシュフロー計算書
スズキのキャッシュフロー計算書


スズキのキャッシュフロー計算書C/Sの視点

06年まではFCF(フリーキャッシュフロー)プラスであり、

営業キャッシュフローを続伸させ、

その儲けの範囲内で投資キャッシュフローも増大させ、

借入の返済も行っていました。

07年からは、営業キャッシュフローが減少していく一方で、

投資キャッシュフローは従前どおり増加させたため、

FCF(フリーキャッシュフロー)がほぼゼロとなっています。

実際、06年の営業キャッシュフローがプラス2400億円、

投資キャッシュフローがマイナス1000億円に対して、

 

07年は営業キャッシュフローが2000億円、

投資キャッシュフローがマイナス2000億円です。

 

FCF(フリーキャッシュフロー)がゼロになった分、

07年からは財務キャッシュフローがプラス2200億円と、

大規模な借入を行っています。

有報で調べると、、、
主に新株予約権付社債で1500億円調達したことが影響したようです。

増収増益の中、営業キャッシュフローが大幅に減少していますが、
この場合、運転資本の増大が主因では?と推察されます。
(「営業CF=純利益-運転資本の増分±その他増減」であるため)

それでは、損益計算書P/L、キャッシュフロー計算書C/Sの結果が、

どのように財務状況へと反映されているか、貸借対照表B/Sを確認しましょう。

スズキの貸借対照表
スズキの貸借対照表

スズキの貸借対照表B/Sの視点

総資産が06年の1.9兆円から、07年は2.3兆円、08年は2.4兆円と推移しています。

07年からの資産増加が顕著ですが、前述の社債発行により、
固定資産もさることながら、特に現金と運転資本を増大させています。
(現金2000億、売上債権770億、棚卸資産460億円、仕入債務660億円の増加)

経営効率でみると、運転資本回転日数が

06年までの11日から、07年は65日へと変化しています。


スズキの分析まとめ

国内外で順調に増収増益を続けています。
(損益計算書P/Lの視点)

07年からは営業キャッシュフローが減少する中で

借入を行って投資キャッシュフローを増大させています。
(キャッシュフロー計算書C/Sの視点)

結果、固定資産以上に運転資本を拡大させ、
現金も確保しながら資産を増大させています。
(貸借対照表B/Sの視点)

国内もそうですが、海外、特にアジアを中心として、

運転資本を拡大すると同時にキャッシュがショートしないよう現金を確保して、
積極攻勢をしかけている様子が窺えます。

10年3月期の予想は減収・減益を見込んでいますが、
今後も国内外のポートフォリオに鑑み、堅調な成長を続けていけるかどうか注目です。

 

 

 

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目次

  1. 企業価値とはなにか(03:07)
  2. DCFバリュエーションの基礎(03:43)
  3. 財務分析の基礎(05:20)
  4. 財務分析の応用(03:47)
  5. あの企業の凄さが一目で(04:46)
  6. そして・・・(02:38)

 

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